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溢れたコップ  27
昨日は皆様のコメントに、もの凄く感激しました。
どう表現して良いのか解りませんが、
私は、これからも同じようにブログを書いていっていいんだって思って、
そしてこのブログを楽しみにしてくださってる方がいるんだって、
大切に思ってくださっている方がいるんだって知って、
本当に嬉しかったです。

私にとってこのブログは、単なる日記以上のもので、
とても大切な記録であり、大切な場所です。

だから皆様がこのブログの存在意義を認めて下さって、
そして楽しみにして下さって、とても嬉しく思います。
本当にどうもありがとうございます。


気付けばもうすぐ1万ヒット。
これも皆様のおかげです。
本当に、本当にどうもありがとうございます。



さて、またも久々になってしまいましたが、連載の続きを。

(これまでの話は、カテゴリー「うつ発症から退職までのハナシ」をお読み下さい)




 「遅くなってごめんねー。
  いっぱい待っちゃった??」


というKちゃんの言葉で、私は我に返った。
ずっと改札を見ていたはずなのに、
Kちゃんが目の前に来て、私に話しかけるまで、私はわからなかった。

抜け殻になってたから。
意識がフワリと何処かへ行ってしまっていたから。


Kちゃんと新丸ビルに入り、とりあえずご飯を食べることにした。
幸いにも平日の夜、人はそれほど多くなかった。



Kちゃんは、4,5歳年上で会社では1年先輩。
部署は違うけれど、お互い関わり合う仕事をしていた。
ただでさえ女性が少ない会社で、若い女の子といったら彼女だけで、
必然的に仲良くなった。

私が会社に入った頃、「会社辞めたい」と言っていたKちゃん。
私が入社する前にも一度、「辞める」と騒いで、
会社で大泣きしたことがあるという・・・。
Kちゃんの部署は、私がKちゃんの立場だったとしても、
「辞めたい」と思うだろうという環境で、大変だろうと思ってた。

 (ちなみに私が辞めて数ヶ月した後、
  Kちゃんは「もう耐えられない」と思い、退職願を上司に出したけれど
  受け付けて貰えず、また一悶着あったとか。
  私はKちゃんが病気になってしまうのではないかと、今でも心配している・・・)


そんなKちゃんだから、ランチの時間やトイレで会えば
会社の愚痴を言ったり、お互い相談したりしていた。

私にとって、唯一の会社での友達だった。

私が休み始めてからも心配して、度々メールをくれた。
電話をくれたこともあった。
私のデスクに差し入れとしてお菓子をおいてくれていた。
(結局それはダメになってしまったのだけど・・・ごめんね。)


私は、Kちゃんが辞めちゃったらどうしようっていつも思ってた。
女の子一人になっちゃって、愚痴をこぼす相手もいなくなってしまうから。
いつもどこかで心配していた。
まさか、自分の方が先に辞めることになるなんて、思ってもみなかった。
だから私が辞めることで、Kちゃんは、
私が思っていたように思うんじゃないか、
淋しいというか、不安というか、残念に思うのではないか、そう思った。
申し訳ないと思った。



ご飯を食べながら、Kちゃんが言った。

 「さっきね、会社から駅までSさんと一緒だったんだけどね。
  『今日これからicoちゃんに会うんです』って言ったら、
  『残念だって伝えておいてくれる?』って言ってたよ。

  みんな、icoちゃんが辞めちゃって、本当に残念がってるよ・・・」

Sさんは他部署の部長さんで、
直接一緒に仕事をさせて頂いたことはない。
けれど休憩所(というか喫煙所。w)で度々お会いし、
話しかけてくれたり、いつも優しかった。
「頑張れよ」っていつもエールを送って応援してくれていた。

Sさんがそう言ってくれたのか・・・・
そう思うと嬉しくて、一方でまた申し訳なく思った。




ご飯を食べてから、上の階へと上がり、カフェでお茶を飲んだ。


「Aさんが心配してたよ」と言われて、胸が痛んだ。

Aさんは、私の上司ではないのに、いつも私を気に掛けて、外へ連れ出してくれて、
接待の場へも連れてってくれた。
お陰で接待されるということや、タクシー券というものを初めて見た。w
そして仕事を一から教えてくれた人でもある。
私が仕事をして、それをAさんにメールで送ると、添削してくれて、
ちゃんと教えてくれた。
良く気がついて、気の回る人で、私にも気を遣わせない人で、
今まで苦労してきたのだろうな・・・と思ってた。
私はAさんが大好きだった。
本当に大好きで、まさに理想の上司だった。


Kちゃんに「Aさんによろしく伝えて」とお願いした。
本当は、Aさんにはもう一度会いたかったけれど・・・・。


そしてKちゃんは、去年入社し、2ヶ月?で辞めてしまった女の子の話をした。
前にも少し聞いたことのある話だけれど、
彼女は入社して、配属が決まり、その2日後に辞めたという。
社長とも喧嘩腰で話をするに至り、
会社全体として、彼女に対しての印象はよろしくないと。
でも私に対しては、みんながみんな残念がって、
勿体ないと言っていると・・・・。

なんだかな・・・
私はそんな残念に思って貰えるほどの人間じゃないのに。
ただの根性無しなのに。

そう思った。


 「会社を辞めて今、どんな気持ち?」

と聞くKちゃんに対して、私は

 「自分からフっちゃった彼氏に対して、
  ちょっと勿体なかったかなと後悔しているような、
  でもこれで良かったんだと思ってるような、
  そんな感じかな・・・」

と答えた。
それがその時の素直な気持ちだった。

その後は”ガールズトーク”で盛り上がり、
時間を惜しんで話をした。



当然ながらKちゃんは翌日も会社。
とても名残惜しく、バイバイするのが辛かったけれど、
10時頃、新丸ビルの入り口で別れた。
「これからも『友達』としてよろしくね。」
「またね。」
お互いそう言い合って。



私は電車を恐れて、小雨が降る中、タクシーで家に帰った。


タクシーの窓に寄りかかり、
「会社、ホントーーに辞めちゃったんだ・・・」
と実感した。


ココロの中にあるのは、ただひたすらの申し訳なさだった。


(続く)



読んでいただきありがとうございます☆
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テーマ:うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

【2007/12/11 05:28】 | ウツ発症~退職までの話 | トラックバック(0) | コメント(10)
<<海へと流れる川。 | ホーム | 普通であること、普通でいること。>>
コメント
>やのじ様
こんばんは。
わざわざ連投でのコメント、どうもありがとうございます。

会社では・・・頑張る間もなく辞めてしまったような気がしますが。苦笑
確かに仰るよう、縁って不思議なモノだと思ってます。
そしてそれを大切にしていきたいな・・・と。
>思っている以上の方が、見守ってくれています
そう願いたいです。

リンク、勿論歓迎いたします。
どうもありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします☆
【2007/12/12 03:10】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
>鍵コメ様
こんばんは。
コメントどうもありがとうございます。

喫煙所での情報交換、すごくわかります!!
裏人間関係がわかったり、他部署の事情がわかったり、
まさにタバコミュニケーションでした。w

相互リンクの件、大歓迎です。
こちらこそよろしくお願いします☆
【2007/12/12 02:54】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
>yumyum様
こんばんは。
コメントどうもありがとうございます☆

休職中、そして辞めた直前は、
仰るようにそれが自分を責める理由となり、
ひたすらに申し訳ないと思って・・・悪循環でした。
でも今は、その辺は割り切れてるように思います。
辞めて半年弱、やっとですね。苦笑
【2007/12/12 02:47】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
>Kei様
こんばんは。
惜しまれて辞めたというか、辞めさせられたというか、辞めざるを得なかったというか・・・・
ちょっと微妙なところです。苦笑
でも本当に切なかったです。

会社を辞めることで、必ずしも病気が良くなるわけでもなく、
事実私の場合は辞めた後も暫くは「辞めたこと」で悪化したりもしました。
なかなか難しいです。
Keiさんが復帰出来るよう、心からお祈り申し上げます。
【2007/12/12 02:45】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
>Bulb様
こんばんは。

鬱になったのもひとつのキッカケというか、転換期だと今は捉えています。
これを克服して、元気になって、また働ける日がくることを祈ってます。
もちろんBulbさんも、同じように元気になられることを祈ってます☆
【2007/12/12 02:41】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
ico様、こんばんは。(連投になるかな・・・)

ico様が頑張り屋で、会社で努力されていたことが、まっすぐに伝わってきます。
人の縁は、本当に不思議なもので、ico様が思っている以上に、ico様のことをちゃんと見ていてくれる人が必ずいるものです。
それは、ico様が本当に頑張っておられた証です。
今も、病と闘うico様のことを、絶対にico様が思っている以上の方が、見守ってくれていますよ。有り難い事ですよね。

ちなみに、私は3つブログを書いてますが、うつ病関連のブログに、私の受けた屈辱や、ico様と同じような思いをしたことも書いてあります。
もし興味があるようでしたら、暇な時にでも、読んでみてください。今回のURLはうつ病ブログのほうを入力しておきますので。

もしよろしければ、リンクを貼らせて頂きたいのですが、ご一考のほど、よろしくお願いいたします。
【2007/12/11 19:45】 URL | やのじ #WG2aBvnQ[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2007/12/11 17:33】 | #[ 編集]
「辞めるのが惜しい」という皆さんの心遣いが、あまりに大きすぎて、
そのことがかえってicoさんが自分を責める理由に
なってしまっているのかな、と、ちょっと思いました。

惜しまれている、復職を期待されているという心遣いを
受け止めるだけは受け止めて、でも、それを重荷になさらないように……。

【2007/12/11 15:59】 URL | yumyum #JalddpaA[ 編集]
icoさんこんにちは。
惜しまれて会社をお辞めになったんですね。
刹那さがなんとなく伝わりました。
一時期、ボクも会社のことを考えると落ち込みが激しかったので、辞めようと思った時期もありました。でもなんとか立て直して、復帰に向けて頑張っています。いつになるかはわからないですけど。
【2007/12/11 15:03】 URL | Kei #-[ 編集]
icoさん
おはようございます。
元気になって働ければ、きっとまた考えも代わるのかも知れませんね。
元気になって、ご活躍される事をお祈り致します。
【2007/12/11 06:41】 URL | Bulb #-[ 編集]
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うつ日和。


「うつ病、パニック発作」から脱却。日々のことや旅のことなど徒然に・・・

profile

ico

Author: ico
age:33
大学時代はバックパッカー。卒業後海外留学。
日本へ帰国後、半年程の"留学ニート"を経て就職。
ところが働き始めて2ヶ月が経った頃、鬱病と診断されました・・・
パニック発作も起こしつつ、なんとか2ヶ月耐えて働くも、ついに休職。
そして追い出され退職。
周囲の協力の下、なんとか這い上がったはずなのに、気付けばオーバー30、フリーター。
歳は崖っぷち、人生は壁だらけの四面楚歌・・・
でもね、悲観はしてない。
没关系,慢慢儿走!


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