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溢れたコップ  8
(これまでの話は、カテゴリー「うつ発症から退職までのハナシ」をお読み下さい)




水曜日。

昨晩、あれだけ自分を元気づけて、勇気づけて、
「会社に行こう」「会社に行くぞ」という気持ちになったのに、
寝て起きたら・・・・。


どうしても起きあがれない。
この「起きあがれない」「会社に行けない」という気持ちを
鬱になったことが無い人に説明するのは難しい。


とにかく身体が怠くて怠くて、疲れが抜けていない感じ。
頭はボーーーっとするし、
気持ち悪いし、
立っているのも、座っているのも辛いのだ。



そして、またも携帯を握りしめ、しばし静止状態。

どうしよう。
何て言えばいいだろう。
ズル休みだと疑われるかな。
でも本当に具合悪いんだもん。
でもこれって、ズル休みなのかな。
私・・・ズルいのかな。


「休ませてください」

のたったひと言を言うために悩んで、
口から胃が飛び出そうな程緊張して。
手に汗握って。
私は一体何やってるんだろうとツッコミを入れて。


そして意を決して会社に電話をした。

流石に前日の駅で休ませて貰った件があったため、
詳しく話は聞かれずに
 「もう一日様子みましょう」
と言って下さって、ホッとした。



落ち着くまで布団を被ってベッドで過ごし、
昼過ぎになってから、やっとのことで起きだした。


そして、また例の如く考える。

どうしたらいいんだろう。
明日は会社、行けるのかな。
当たり前の話だけど、
休めば休むほど、会社に行きづらくなってくる。
病院に行って、薬を飲み始めて2ヶ月近く経つけど、
良くなってる実感が全然無いし・・・。
ドクターの言うように、休むべきなのかな。
でも、果たして休職ってできるのかな。
会社の人に、「鬱」だと言いたくないな・・・・



そんなことを考えたけど、
とりあえず、何とかせねばと思い、
最低限のメイクをして、病院に行くことにした。


でも、地下鉄が怖い。
まさにパニック障害の"予期不安"だ。
また気持ち悪くなるんじゃないかと思うと恐怖。
無理して乗るべきなのかとも思ったけど、
バスに乗ってみることにした。


バスを待ち、乗り込む。
幸い席が空いていて、座ることができた。

が、落ち着かない。
気持ち悪くはならなかったが、
手に汗を握って、
ひたすら
「早く着いて」
と願ってしまう。

バスが信号で止まると、さらに緊張する。

うあぁぁぁーーーーーー
早く!!
信号のバカっ!!!
早く青になってくれー!!!

といった感じ。



なんとか病院に辿り着き、順番を待ってドクターと話をした。

 この3日、会社に行けなかったこと。
 前日、電車でパニック発作を起こしたこと。
 確証が欲しくて病院に行ったこと。

そんな話をすると、

 「何度も言ってるけど、できることなら休むのが一番だよ。
  診断書はいつでも書くからね。」 

と言われた。
そしてメイラックスが追加された。



のんびり歩いて帰ることにして、
夕暮れの空を見ながら、
車の流れを見ながら、
またも物思いにふける。


なんで会社に行けなくなっちゃったのかなぁ・・・・
留学なんてしなければよかったのかなぁ・・・・
私はどうすればいいのかな・・・
行動力が取り柄の私はどこに行っちゃったんだろう・・・

明日は会社行けるのかな。
こんな状態を毎日続けていても、しょうがないよね。
休職の相談しようかな・・・・・。



兄の元へ行って、
今日も会社に行けなかったこと、
病院へ行ってきたこと、
鬱であることを話した。
休職しようかと思ってることを話した。

ずっと兄に黙ってたことが辛い部分もあったので、
カミングアウトできて、スッキリした。




家へ帰ると同時に、
会社の1年先輩、Nさんから携帯に電話がかかってきた。

酔っぱらってたようだけど、
嫌な感じは皆無で、ただ心配してくれた。
Nさんが前の会社で辛かった時のことなどを話してくれた。

 「どうせ新人、休めるんだから、
  今のうちにいっぱい休んじゃえ!!」

そのひと言で、随分と気がラクになり、
丁重にお礼を言って電話を切った。

嬉しかった。
気に掛けてくれてるということが、何より有り難かった。
心がホッコリした。


あぁ・・・私は大丈夫。
あとちょっと勇気をだして、あとちょっと頑張ればいいだけ。
明日は会社に行ける。
心からそう思った。




しかし。

一度溢れたコップは、もう元には戻らない。
水を継ぎ足さなければ、これ以上溢れることは無いけれど、
1滴でも水が滴れば、当然また溢れてしまう。

水を減らすか、
コップ自体を大きいモノに替えるかしか、
溢れさせない方法はないのだ・・・・。



(続く)
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テーマ:うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

【2007/08/22 01:08】 | ウツ発症~退職までの話 | トラックバック(0) | コメント(8)
<<鬱になったのは誰のせい? | ホーム | 溢れたコップ  7>>
コメント
>あんでぃ様
こんばんは♪
コメントどうもありがとうございます。

考えるのは良くないって思っても、考えちゃいますよね。
毎日毎日考えて、自分を責めて、
薬の効果も感じられなくて・・・
辛いですよね。

でもまずは自分を責めるのは少し止めて、
仰るよう「今は神サマがくれた夏休み」という気分で肩の力を抜きましょ。
薬もすぐに効果が現れるものではないですし、
また、合う合わないの個人差もありますから、
ドクターと相談しつつ、
お互い元の自分に戻れるように治していきましょう☆
【2007/08/23 02:11】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
僕もです。穴のあいたバケツに水を入れ続けている感じの毎日です。いっこうに水が溜まらないから、その場に立ち尽くして「どうして水がたまらないんだろう…」って考えてる自分がいるんです。穴のあいている事に全く気づかずに…。
そんな毎日が続いていて、だいぶん疲れてきました。薬もきいていないみたいだし。
時期がきたら。、また動けるようになると思うので、神様が休む時間をくれてると思って、お気楽に生きていくしかなさそうです。
【2007/08/23 01:50】 URL | あんでぃ #mQop/nM.[ 編集]
>musiclife様
こんばんは。
コメント頂きまして、どうもありがとうございます。

病気を抱えながら転職活動をし、働き続ける・・・
自分だったら、と考えてみても、想像に及びません。
大変なご苦労をされているのだと思います。
辛い日々かと思いますが、自分が壊れてしまうほど無理をしないでくださいね。

転職が、musiclifeさんの状態を快方に向けてくれることをお祈りしております。
【2007/08/23 01:41】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
私のブログに訪問していただきましてありがとうございます。
寝る前に少し覗いてみました。
私は今月いっぱいで今の会社を退職します。
今、就職活動しているのですが、明日は面接です。
私は既婚者で妻も子供います。
静養することできないのが現状です。
収入が途絶えては家族を路頭に迷わせてしまうと思うと焦りが出てしまいます。
鬱と向き合いながら、こういった行動を取るのはまさしく大変です。
今夜はこの辺で失礼します。
またゆっくりお邪魔させていただきます。
【2007/08/23 01:16】 URL | musiclife #xKBBgf2k[ 編集]
>Bulb様
こんばんはー♪
今日は調子いいです。
こんな日がこのまま毎日続いたらいいのに・・・

病院、ちゃんと行って参りました☆
後ほど記事をアップします。
【2007/08/22 20:30】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
こんばんわ♪
なんか、調子が良いみたいで、こちらも元気になります☆
今日は、病院に行けましたか?
私は、金曜日に行ってきます(汗)
【2007/08/22 19:53】 URL | Bulb #-[ 編集]
>Bulb様
おはよーございますーーー
やっとなんとか活動開始のいほっこです、笑

わたしも、年の近い先輩に励まされると、嬉しかったです。
同じ時代で、ほぼ同じ環境でやってきた人だから、
自分の気持ちもある程度わかる気がした・・・のかな。
【2007/08/22 12:11】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
おはようございます。
動けない状態、よ~くわかります。
今、まさに私もそうですから。。。
8月の上旬よりは、良くなってますが、今日もモゴモゴしながらやっと起きることが出来ました。
私は、年の近い先輩に励まされると、上司に励まされるより何か、嬉しかった記憶があります。
なぜかはわかりませんが(苦笑)
【2007/08/22 09:32】 URL | Bulb #-[ 編集]
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うつ日和。


「うつ病、パニック発作」から脱却。日々のことや旅のことなど徒然に・・・

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ico

Author: ico
age:33
大学時代はバックパッカー。卒業後海外留学。
日本へ帰国後、半年程の"留学ニート"を経て就職。
ところが働き始めて2ヶ月が経った頃、鬱病と診断されました・・・
パニック発作も起こしつつ、なんとか2ヶ月耐えて働くも、ついに休職。
そして追い出され退職。
周囲の協力の下、なんとか這い上がったはずなのに、気付けばオーバー30、フリーター。
歳は崖っぷち、人生は壁だらけの四面楚歌・・・
でもね、悲観はしてない。
没关系,慢慢儿走!


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