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断食修行
大分時間が経ってしまったが、断食修行の話を。



寒い寒い1月某日のこと。

朝5時に起きて身支度をし、海外旅行に行くかの如き大荷物を引いて電車に乗った。

バッグの中身に電子機器や食品は無い。
勿論タバコも無いし、薬も無い。
(ちなみに今更ですが、最近はほとんど精神科の薬は飲んでおりません)。
お風呂にも入れないので着替えもあまり無い。
入ってるのは僅かな身の回りのものと、大量のホッカイロに防寒具・・・・
寒いと噂に聞いていたからだ。


さて現地に着き、まずは指定の病院にて健康診断を受けた。
尿検査に血圧、聴診、問診のみという至ってシンプルな検査である。
そしてそこで誓約書を書かされた。

断食は人体にとってストレスであり、体調不良を起こす可能性がある。
全て理解し、自己責任で行う。

といった趣旨のもの。

お会計を済ませると、「頑張ってくださいね〜」と受付の方。
はい、頑張ります。邪念の塊ですが(笑)


お寺へと歩き、豪華な総門をくぐる。
これから5日、ここで断食修行と思うと、流石に煩悩と邪念の塊の私も、若干気持ちが引き締まる。


管理人さんのところへ行き、ここでもまた誓約書を書き、修行中の注意や説明を伺う。

そして案内され女子寮へ行くと、先客2人。
私と同日の入寮者1人で計4 人。
先客2人は布団にくるまり、寝ていた。
この時はわからなかったが、その後彼女達2人の気持ちが痛い程わかることとなる・・・・・


荷物を整理し、自分のスペースを確保すべく布団を敷く。
この布団、かなりパンチの効いた煎餅布団である。
一応"布団というものを敷いてます"程度のもの。
毛布も1人2枚までと言われたので2枚セットし、掛け布団はまさに修行。
とにかく重いのである。
いや、私は重い布団の圧迫感は好きなのだが、これは重過ぎである。
寝返りがうてないのではなかろうかと思うほどである。


ここまででまだ10時。
外へ出て(ちなみに修行中は境内の外へは出てはいけない)、地図を片手に境内を一通り散歩。
かなーり広く、公園まである境内。
ぐるっと散歩すると結構時間がかかる。

それでも半日かかるはずはなく。
暇なのだ(笑)
寮へ戻り、本を読もうとするも、とにかく寒い。

そう、とにかく寒い。
折しも1月下旬の一番寒い時期。
寮は昭和の香り漂う木造建築で、木の引き戸は隙間風がピューピュー。
勿論障子も隙間風。
10畳2間続きの部屋には、申し訳程度の小さな電気ストーブ2つ。
給湯器はなく、水は冷たい井戸水。


たまーに自分でも断食をやってる私としては「食べない」ことへの抵抗感は皆無であり、
辛さもほとんどないだろうと踏んでいた。

確かに、その点は全く問題なし。
(慣れてない方は、気持ち悪くなったりするようで。
事実、私と同日の入寮者は、夜中、トイレに駆け込み吐いていた。)

しかし、とにかく寒さが辛い。
着込んで、カイロを貼りまくって、布団を被っても寒い。
だから布団に潜り込み暖をとる。
ひたすらじっと耐えることとなる。


18時〜19時にもなると、することもなく寒いので、みんな寝始める(笑)
私も例に漏れず、寝る。
21時消灯だが、それを待たずに寝ていた。
寝られない〜と言ってる普段の私は一体何なのだろうか。


朝は5時起床、5時半の点呼、そして6時に朝のお勤め。
普段5時に起きることなんてないが、流石にいっぱい寝てるせいか、寒いせいか、さっさと起きる(笑)

この朝のお勤めだが、これまた寒い。
板張りの大きな本堂の床に小一時間座ってると、足やお尻が冷え切る。

明るくなり始めた7時にお勤めが終わると、あとは基本、一日中フリー。
夕方のお勤めがあることもあるが、これはお坊さんの都合によって。
私は3日目に夕勤に参加した。
夕勤は朝とは違い、自分達の為にお坊さんが来てくださり、一緒にお経をあげる。
そして疑問や質問があれば答えてくれる。
なかなか興味深いお話だった。


さて。
朝のお勤めが終わり外が明るくなったとはいえまだ朝の7時である。
よって部屋に戻り、また布団を被る。
布団を被ればウトウト(笑)
外が暖かくなるお昼前までこんな調子である。


あまりに寒いのでパジャマに着替える余裕なんて無く、
ずっと同じような服で過ごした私・・・。
勿論すっぴん。マフラーぐるぐる、ニットの帽子にマスク。
でも周りも似たようなものなので、全く気にならず(笑)

どうにか朝晩顔は洗ったが、井戸水で冷え切ってしまい、
洗顔後はストーブから離れられない始末。
1日1回はなんとか気合いを入れてシャンプーシートで髪を拭き、清拭シートで身体を拭いた。


最終日は朝のお勤めの後シーツを返却し、感想文を提出すればおしまい。
希望者は、前以てお願いするとお粥が頂ける。


断食修行(寒さに耐える修行?)の流れはこんな感じ。
長くなってきたので続きはまた次回。
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【2015/03/30 03:50】 | | トラックバック(0) | コメント(6)
<<念願叶って・・・ | ホーム | 予想外の。>>
コメント
> 霜月様
甲状腺機能低下→基礎代謝低下→摂取カロリーが余る→脂肪が蓄積・・・

では、
チラージン投与→甲状腺機能回復→基礎代謝が戻る→元の体重に戻る
という風にうまくはいかないでしょうか(苦笑)
ちなみに私は「5キローーー!」とドクターに訴えたところ、「半年くらいの期間で考えて」と言われました。
急に痩せるとまた疲れも出るし、とのことです。

15キロ。辛いですね。
女性にとって、ホント辛く悲しいです。
お互いゆっくり頑張りましょう!
【2015/04/25 23:39】 URL | 管理人 #uuf86eIY[ 編集]
追記失礼します。

ネットからの情報ですが太った体は新陳代謝が悪くなった為なので病気が原因と言えど脂肪らしいです。残念ながらダイエットをするしかないそうです。私なんか15kg…。汗
【2015/04/25 06:18】 URL | 霜月 #-[ 編集]
> はんぺら様
こんばんは〜
ご無沙汰しておりますが、元気にしてらっしゃいますか?

私、ほっそりじゃないです(涙)
太りに太りまして、今はぽっちゃり。
本当のところ、何が身体によくて、何が身体に悪いのかはわかりません(笑)
ただ「断食」とか言うと、ヒステリックに「身体に悪い!」とかいう人がいて、そういうのは苦手です。

また続編書きますのでよろしくお願い致します〜
【2015/04/16 23:16】 URL | 管理人 #-[ 編集]
> コタぴょん
こんばんは〜
結構楽しかったですよ(笑)
また行きたいなーと思いますし。
ただ寒い時期はもう嫌ですけど。

修行になったかは・・・。
ただ時間が山ほどあるので、あれこれ考えはしました。
【2015/04/16 23:11】 URL | 管理人 #-[ 編集]
ICOちゃん
おじゃましまんやわ。
いきなり断食って、びっくり。ICOちゃんって、
そもそもほっそりしてたイメージがあって、それに
断食って、大丈夫か?って思っちゃったよ。
1日1食とか1食半は、体にはいいみたいね。
健康を意識してなら、いい取組だすな、なな。

てなわけで、以降の状況報告、求む(笑
【2015/04/09 22:38】 URL | はんぺら #-[ 編集]
icoぴょん、おはよ(^ム^)

よく、そのような処に参加されましたね!
私は高い報酬を貰っても行きたくないです(=_=)
具合悪くなったりはしませんでしたか(・・?

精神の修行には効果的なんでしょうか!(・_・)
崇高な心持になれた?(@_@)
【2015/03/30 08:56】 URL | 那須の小太郎 #MlBpHDQg[ 編集]
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うつ日和。


「うつ病、パニック発作」から脱却。日々のことや旅のことなど徒然に・・・

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ico

Author: ico
age:33
大学時代はバックパッカー。卒業後海外留学。
日本へ帰国後、半年程の"留学ニート"を経て就職。
ところが働き始めて2ヶ月が経った頃、鬱病と診断されました・・・
パニック発作も起こしつつ、なんとか2ヶ月耐えて働くも、ついに休職。
そして追い出され退職。
周囲の協力の下、なんとか這い上がったはずなのに、気付けばオーバー30、フリーター。
歳は崖っぷち、人生は壁だらけの四面楚歌・・・
でもね、悲観はしてない。
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