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溢れたコップ  24
今日は無事に新宿まで行って参りました。(勿論デパス飲んでから。苦笑)
やっぱり帰ってきてからグッタリしてしましたが、
暖かい湯豆腐食べて、泡風呂に入って、ゆっくりしたら、
大分落ち着いたようで・・・

今は明日、プチ波が来ないことを祈るばかりです。

     新宿駅
                  新宿駅構内にて。


さて、忘れられそうなので、久々に連載を。
(これまでの話は、カテゴリー「うつ発症から退職までのハナシ」をお読み下さい)




退職日の一日前。

お昼前に起きたものの、
ソワソワして落ち着かなくて、何も手に付かなかった。


それでも総務のTさんと約束してしまったため、会社に行かなければならない。
なんとか、亀の様にノロノロとシャワーを浴びて、
歯を磨いて、メイクをして、スーツを着た。

次にスーツを着るのはいつだろう・・・・

漠然としたそんな不安感に襲われた。
気を緩めると涙が零れてしまう、そんな状態。


とりあえず、会社に行く前に病院へ行くことにした。
タクってとりあえず銀行、そして病院。

保険証が変わってしまうため、手続きも必要だし、
薬を切らせるわけにはいかないから。
理由を話すと、1ヶ月分処方してくれた。


そして、手ぶらで行くのもどうかと思い、デパ地下で手土産を購入。
病院が混んでいたせいもあって、もう時間は夕方に近くなっていた。

それでもまだ退社時間にはなっていない。
時間は間に合う。



地下鉄に乗るも、一駅一駅過ぎていくのが怖かった。
会社に近づくのが怖かった。
みんながどんな反応をするのか、
どんな目で私を見るのか、
考えただけで「恐怖」としか言いようのない感情の渦に巻き込まれた。
緊張で汗が出てきて、吐き気がして。


また一方で、私は「退職」から逃げ出したかった。
だって、私は仕事がしたかったから。
休んでいる間も、悔しくて悔しくてたまらなかったから。
こんなに早く会社を辞めるつもりで入社したわけじゃない。
それこそ「働きマン」になるつもだったんだ。


・・・・・・。

何かがおかしいと、ハッと気がついた。

逆方向の電車に乗ってる・・・・orz


慌てて本来向かうべく方向の電車に乗り換えて、
「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせて、シートに座った。


2駅乗ったところで、携帯が鳴った。
見ると、Tさんから。
降りようとするも間に合わず、次の駅でとりあえず降りて、
携帯の着歴を確認すると、何度か電話があったようだった。
申し訳なく思いながら、Tさんに電話を掛け直した。

 「ico君?今日来るのかと思ってたから・・・
  心配して電話掛けたんだけど。
  繋がらないからご実家の方に電話掛けちゃったよ。
  申し訳ない。」

 「いえ、こちらこそ電話に出られずすみませんでした。
  先にお電話すれば良かったですね。
  今病院が終わって、向かってる途中なんですけど・・・」

 「今から・・・えーと、今どこ?
  あ、ちょっと待ってね。」


そう。私は忘れていた。
私が働いていた部署と、総務部は出勤・退勤時間が違うのだ。
総務の方が30分早いのだ。


 「ごめんねーN君(総務の女性)がもう帰っちゃったみたいで・・・」

 「すみません。私が遅くなっちゃったから。
  明日、お伺いします。」

 「うん。また明日ということで。
  そうだなーー○時頃でどうかな?」

 「わかりました。よろしくお願いします。」



なんだか一気に脱力感。
電車を降りて、バスで家に帰って、慌てて実家に電話を掛けた。
電話に出たのは父。

 「おぉ、icoかー。
  会社から電話あったぞー。」

 「うん。お母さんに替わって。」


我が家では、基本的に、こういうこと全ては母が処理する。
(処理という言い方はおかしいが)

 「お母さん?会社から電話あったでしょ?」

 「うん。名前忘れちゃったけど、すごく感じのいい人だったよ。」

 「すごくいい人。Tさんっていうんだけど。」

 「携帯に掛けたけど繋がらないからって。
  だから、『病院に行ってから会社に行くと言ってました』って言ったんだけど。」

 「うん。携帯に電話かかってきて、話して、
  明日改めて行くことになったから。」

 「そっか。わかった。」

 「何か言ってた?」

 「うん。少し話したんだけどね。

  『こういう言い方は失礼かもしれませんが、
   お世辞でもなく、社交辞令でもなく、icoさんを買っていました。
   面接の時から見てきましたが、
   受け答えも、全てとてもしっかりしていて。
   是非にと入社して貰ったので、
   こんな形になってしまってとても残念に思ってます。
   仕事もゼロから頑張ってましたし、みんな期待していました。
   でもicoさんのその真面目さが病気の一因になってしまったのでしょう。
   自分なりに手を抜く、気を抜くことができれば良かったのでしょうね。
   とても残念です。』

  そう言ってたよ。だからね、
  
  『私はicoの親ですから、そう言って頂けてとても嬉しく思います。
   ありがとうございます。』
  
  って言っておいた。
  だから大丈夫だよ。
  あんまり心配しないで、明日、会社行っておいで。



電話を切って、また泣いた。
こんなに迷惑を掛けたのに、そう言ってくれたTさんの優しさに対して。
自分の不甲斐なさに対して。
あまりに自分が情けなくて。


そして、社交辞令でも、お世辞でも、美辞麗句でも、嬉しかった。
会社に行くことはもの凄く気が重かったけど、
母からその話を聞いて、少しだけ気持ちがラクになった。
私は恵まれてると、つくづく思った。



病院も行った。
手土産も買った。
あとは、明日、最後の最後。会社に行くだけ。
印鑑と、社員証と、保険証と、クレジットカードと、名詞を持って、会社に行くだけ・・・


(続く)
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テーマ:うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

【2007/10/18 04:08】 | ウツ発症~退職までの話 | トラックバック(0) | コメント(6)
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コメント
>moofather様
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます。

私は、重度の鬱病ではないので、お気持ちをお察しすることが難しいのですが・・・
何方かとお散歩できるといいですね☆
快方に向かわれることを願っています。
【2007/10/18 19:20】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
私は休業扱いですが、職場復帰どころか外出も禁止です。一人では部屋を出ることもままなりません。散歩したいです。
【2007/10/18 17:33】 URL | moofather #jhC0J7jE[ 編集]
>Bulb様
おはようございますー
珍しく早起き?です。
なぜなら近所の工事がうるさくて、軽く地震状態だから。苦笑
二度寝しようと思ってますが・・・・はぁー。

次回は最後に会社に行った日の話です。
続きをいつ更新するかはまだ未定ですが。苦笑
【2007/10/18 10:44】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
>tomo様
おはようございますー
仙台、もうずいぶん寒いんですか・・・
風邪とか身体にはお気をつけ下さい。

Tさんはめちゃくちゃいい人ですよー。
っていうか、基本的にいい人多かったです。うちの会社。
だから余計に迷惑掛けてることがつらかった部分もありますね。

会社にしろ、病気にしろ、色々なことを学びましたから
いづれこれは自分の、そして周りの役に立つのではと思ってます。
【2007/10/18 10:40】 URL | 管理人 #WCSj23LI[ 編集]
icoさん
おはようございます。
新宿の反動がこないことをお祈りいたします。
何とか会社に行ったものの、再度、翌日とは。。。大変でしたね。
本当にお疲れ様でした。
【2007/10/18 08:01】 URL | Bulb #-[ 編集]
icoさんおはようございまーす。
今日は早めの授業の為に早起きしたものの、あまりの寒さにガクブルしながらコメしてます。(笑)
そして通院ご苦労さんでした。

会社のTさんは本当にいい人なんでしょうね。
言葉の節々からそんな匂いがします。
でも、
>自分なりに手を抜く、気を抜くことができれば良かったのでしょうね。
っていうのは、厳しいですね。うちらには。
案外、当人だけでなく周りにも少なからず原因というか要因があるわけで。
うちらの心が弱いのも一番ではあるんですけど。

まあ自分だけでもこう考えられるようになっただけ、周りの人に気を使ってあげられるようになって、一人でも「うつ仲間」を減らせるよう力になって、良いのかなあとか思うんですが。笑
【2007/10/18 07:41】 URL | tomo #-[ 編集]
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うつ日和。


「うつ病、パニック発作」から脱却。日々のことや旅のことなど徒然に・・・

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ico

Author: ico
age:33
大学時代はバックパッカー。卒業後海外留学。
日本へ帰国後、半年程の"留学ニート"を経て就職。
ところが働き始めて2ヶ月が経った頃、鬱病と診断されました・・・
パニック発作も起こしつつ、なんとか2ヶ月耐えて働くも、ついに休職。
そして追い出され退職。
周囲の協力の下、なんとか這い上がったはずなのに、気付けばオーバー30、フリーター。
歳は崖っぷち、人生は壁だらけの四面楚歌・・・
でもね、悲観はしてない。
没关系,慢慢儿走!


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